エスケープ・ルームをみた

映画を観たのにクトゥルフ神話TRPGは「孤独の密室」の話をするので未プレイのお友達は読まないでね。

クトゥルフなにそれって人は気にしないで。





さて。
脱出系ですよ。
分かってたはずです、こういうのは裏で企画してる奴がいて、それで観客がいるってこと。

主人公たちは事故に遭いながらもたった1人だけ奇跡的に生き残った人たちの集まりで、「誰がこの中で一番幸運なのか」を決めるためだけに謎解きをさせられて、死んでいくんです。

純粋に楽しめたのは毒ガス部屋までだったわ。
そっから主人公の女の子が「観測されているうちは状況を打開できない」と大芝居に出るんだがまあそんなのはどうでもええんだよ。


「見られている」ってのがどうやら私のトリガーだったみたいで、「孤独の密室」をプレイしていたあの日がフラッシュバックしましてね。
プレイした人ならわかるけど、ある場所を探索すると、無数の見えない目に気付かされるわけじゃないですか。

あそこを調べたのが、私のプレイヤーキャラクターの加治木虎徹くんでした。
(キャラシ:加治木 虎鉄 - キャラクター保管所

今も覚えてるよ……反社会的勢力縛りで「孤独」やろうよってPC作成した日のこと。
三つ巴の勢力作って、私は霧海の鉄砲玉って設定で加治木くんを作ったんだ。
それが……ああ……。

あの卓はニコニコ動画で生放送配信されてたんですが、「視線」が私からすると「ニコニコ生放送で私たちの有様を観て愉悦ぶってる視聴者」とダブり、プレイヤーとキャラクターの境が曖昧になってリアル発狂した私は、ニコ生視聴者達に「お前らは安全なところでぬくぬくと俺たちを見て笑っているんだろ?!許さねぇからな!俺はここから出てお前らぶっ飛ばしてやるからな!!!」みたいなことを叫んだんですよね〜。
いやぁ、あの日あの卓をニコ生で観てた人います?

絶対ぶっ飛ばしてやるからな。


閑話休題


まあなんというか、トラウマスイッチ押されてしんどいってことです。
あのシリーズで平気だったの「暗室」だけで、私は「牢獄の悪夢」でもリアル発狂して「ここに残る一緒に死ぬ」と泣きわめいてたのを一緒にプレイしてた人達に引っ張りだされてなんとか生還したんだよなぁ。

「似たようなトラウマ」をお持ちの皆さん、あの日あの時の魂が憤怒の炎で焦げるかのような激情を思い出しません?
てことで映画観て。
普通に面白かったし。謎解き要素は頭使うようなものじゃないしそもそも考えるような作品では無いので。