ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語をみた

「今は愛すより愛されたいの
「……それは愛ではないわ」
「結婚だけが女の幸せだとは思わないけれど、たまらなく寂しい」



ンア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙


めっっっちゃ泣いた。

ジョーが末っ子のベスの病が悪化したからNYから田舎へ戻った辺りからずっと泣いてた。
ジョーたち4姉妹はそれぞれ夢があって、小説家や女優、画家にピアニスト。それぞれ才能はあるけれど、時勢柄「女が」夢追い人にはなれない。
家庭を取ったり、他者の才能に打ちのめされてお金のための結婚をしたり、病に倒れたり。
4姉妹のおばさんは、女は結婚しなくてはいけない。結婚しなくてもいいのは女でもお金がたんまりとある人だけって言い切るんだけど(おばさんはお金が沢山あるので独り身)、貧乏だけど夢を追い続けたジョーが、ベスの死に挫けた時のセリフが上のやつ。

ジョーは寂しさから昔自分にプロポーズして、振ってしまったローリーという男に今プロポーズされたら愛していないけどyesというくらいには寂しさを感じてて、でもローリーはジョーの妹と婚約して戻ってくるっていう。
このジョーの妹も青春時代はジョーにお熱なローリーを秘かに想っていて、彼は姉のことが好きだから諦めたのに、姉に振られた彼から求愛されて戸惑いながらもそれでも愛しているからプロポーズを受け入れる。
ただ、やっぱり最初アタックされた時は「2番は意味が無い!」って突っぱねるんですよ!お姉ちゃんに振られたから私にきたのか?!て。
まあそうじゃなかったので良いんですけど。
ただやっぱり姉に負い目があったのか婚約のことを話す時怒ってない?って姉の意志を確認しててうあ〜〜〜😢てなった。
ジョーはぐっと自分の感情押さえつけておめでとう!て声掛けるの、これが大人になるってことか……て思った。

ただ、最後自分の小説「若草物語」の出版に当たる際、当初小説のラストはヒロインは結婚をせずに終わる予定が編集長に女は結婚をしてハッピーエンドにならないと本として売れない!
て言われ、「フィクションでも結婚は経済なのね」と呆れた後に「ヒロインを金のために結婚させるのだから印税を上げろ」って交渉し始めた時は強い……強くなった……今の君なら1人でも生きていける……!
とちょっとにっこりできた。

あとエマ・ワトソンがめちゃくちゃ可愛かった。