太陽は動かないをみた

めちゃくちゃ最高だった!!!



①顔がいい
デイビッド・キム役のピョン・ヨハンがとても良い…!
同じ「情報」を求めるライバルで行く先々にキムがいるんだけど、掛け合いが面白くていいし、主人公の鷹野(藤原竜也)よりやり手なのかと思ったらAYAKOのハニートラップに引っ掛かっちゃったりするの可愛い。
②バディ
主人公の鷹野と一緒に任務にあたる田岡(竹内涼真)のバランスがいい。
鷹野は昔自死しようとしたが自分を拾ったAN通信のエージェント風野さんに「今日一日だけを生きてくれ。そうやって生きれたら明日も一日だけ生きろ」という言葉を送られているので、本当に明日のことちっとも考えないんですね。
目の前の任務に真っ直ぐというか、死を恐れていない訳では無いが今日1日だけ全力で、をずーっと続けている。
一方田岡は任務続けてたら死ぬかもしれないのに、やらなかったら胸に埋め込まれた爆弾で結局死んじゃうから精神的にもうギリギリなんですよ。
仲間のピンチにはちゃんと助けにやってくるのに、自分がピンチの時は「もういいです。もう嫌なんです」とあっさり生きるのを諦めちゃう。
ラスト助け出されて、定期連絡ナシで発動した爆弾を解除しながら「もう、ふざけんなよ!!!!」と呆れてんのか怒ってんのかわかんない感じでぼやくのとても良かった…。
また、直接は関わらないのだが、鷹野がまだ学生の頃AN通信のエージェントとして訓練を受けてた時の同じ訓練生柳くん(加藤清史郎)!
エージェントとして試験を受ける前日に「俺は逃げる」と大事な情報抱えたまま姿を消した柳くん。
これどうなんだろう、その「逃げ出した」ってのも鷹野に対する情報操作で、本当は柳もAN通信の試験をきちんと受けたのか、マジで逃げ仰せて情報売って別組織のエージェントになってんのか。
わかんないんだけども、転覆する船から逃げ出した鷹野達を助けたキムに鷹野が「なんで俺たちまで助けた」に対するアンサーでキムが鷹野を助けるように依頼をしたのは柳であると匂わす発言するんですよねぇ(鷹野と柳しかわからない訓練生時代のエピソードを伝言としてキムに預けていた)。
鷹野と柳はバディではないけど見えない友情感じられてじわじわ熱くなった。
そういうのめっちゃくちゃ好きや……!
③スパイ
各組織のエージェントが使う情報抜きとる機械とか対応力が良い。
なんかそれっぽい電子キー解除する機械とか裾ボタンに搭載された小型カメラとかもいいんですけど、原始的な要人に近づくための手段がロマンス感じられるような出会いを演出するとか(落し物を届けてくれた男がかなりイケメンでそこからお付き合いに発展みたいな)。
AYAKOのハニトラも好き。そして普通にお強いのも。田岡の精神的な弱点をつつきながらもこの先もエージェントとしてやっていくなら心得ておけと言わんばかりにアドバイスかますところとかー!
そして最後1番美味しいところ持ってっちゃうところとか!
他にも沢山エージェントいるんだろうけど、鷹野&田岡、キム、AYAKOは死ぬまで欲しいものを奪い合うんだろうなぁと思うととても良くてにっこりする。

めっちゃんこ面白かったなー!