地獄の花園をみた

スタッフロールの主題歌、なんか曲調B’zみてぇだな〜と思ったら作曲者松本孝弘でワロタ。
そこで笑ってたの私だけだった。だろうな。


以下ネタバレ感想


なんか始まりから狂った設定の映画でおもろかった。
カタギのOLとヤンキーあがりの派閥別れて覇権争ってるOLが社内で共存?してるのもおもろいし、出てくるOLの個性が強すぎる。
川栄李奈ちみこいのに『狂犬』と呼ばれ〜とか菜々緒に至っては『悪魔』の2つ名冠してる。
森三中大島は『大怪獣』……。
それぞれ「あ〜いるいる!!そういうヤンキーキャラ!!」を取り揃えており、サブキャラクターのOLたちも関西弁キャラ、双子……いる〜〜〜!!!そういうキャラいる〜〜〜!!!とテンション上がった……。
しかもこのヤンキーOL、ちゃんとOLなのでコピーとったり電話対応したり休憩室でゴミの分別をちゃんとしたりするのだ……。

カタギのOLナオと元カリスマヤンキーのランが仲良くなることで物語が始まるんだが、ナオが別のシマを仕切ってる会社のOLに拉致られて、ランがそれを助けに行き〜〜っていうありがち展開で、ランが全員ボロボロになりつつものして、ナオを助け、2人は友情を深めるのだ……って展開になるかと思いきや、ランがあっさり負けてしまい、猫を被ってカタギの振りをしていたナオが全員ボッコボコにするっていう。
次元の違う喧嘩殺法してておもろかった。
ていうかこの時でてきたOLが女装した男性俳優なのめっちゃ面白かった……遠藤憲一ガーターベルト姿誰が得するんや……。
ちなみに菜々緒のコーンロウと膝丈タイトスカートから覗く足まじでやばかったので見てほしい。
遠藤憲一たちのボスOL小池栄子も「強者感」バリバリでかっこよかった。
でも普通のOLはあんな格好多分しない。(ていうかなんで会社で特服着てんだ。)

ラストは守るべきナオに負けた悔しさから修行編に入って戻ってきたランとナオの一騎打ち、ナオがギリギリ勝利するが、人事部のイケメンでナオが密かに憧れるイケメンとランが実は恋人同士で、「普通のOLは喧嘩なんかしないし、正直他の社員はみんな引いてるから!喧嘩強くなくても僕はランを愛してるよ!」と2人は抱きしめ合いフェードアウト……ナオは喧嘩に勝って勝負に負けたのであった……辛いね。
誰よりも普通のOLに憧れていたナオの去り際の「マジなんなんだよ……」とボヤきながらの退場は涙が出そうだった。
めちゃんこ面白くて笑い噛み殺すの大変だった〜!