新解釈三國志をみた

孫権兄さんそんなにばかじゃないもん!!
脳筋バカは孫策兄さんだもん!!!!


……と、三國無双で尚香使いは思うのであった。

登場人物黄夫人以外ほぼバカでめっちゃ笑った。
笑いすぎて疲れた。
あと赤兎馬赤すぎな。

おもろポイント

貂蝉渡辺直美
「歴史的考証」的美人で起用されてたんだけど、傾国らしく董卓の前では呂布が、呂布の前では董卓がそれぞれ悪口言ってたよ、とモノマネしつつ煽るんだけどめっちゃ笑った。
あと董卓の前で舞(笑)をするんだけど福田監督が中々カット切らないから後半「腰が痛くなってきた」とかブツブツ呟いててめっちゃ面白かった。

呂布城田優
城田優ってだけでもうダメ

山田孝之
役名「黄巾族の人」は流石に山田孝之の無駄遣い

周瑜
こんな周瑜小喬は任せられない。
知ってます?真三3だったかの大喬小喬救出イベントって結構難しくって。
でも鉄扇遣いカッコイイし可愛いじゃないですか。
だからめちゃくちゃ頑張って救出して、その後は美周郎と小喬ちゃんのきゃわわムービーっすよ。
賀来賢人は悪くない。だがあの周瑜はキッッッッツイ!!!!
あと戦に乗せるために「曹操ってさ〜…周瑜のこと、ショウユって言ってるらしいよ?」ってほら吹いた時が一番笑った。

孫権兄さん
策兄さんが早死しなければこんな…って思うくらい軸がブレブレで笑った。
孫権兄さんしっかりしてくれ〜

曹操
演じるの小栗旬なんですけど、劇中女遊びしてるのを夏侯惇に窘められた時の言い訳が、やりたくも無い戦で人を殺して、そんな俺の心を癒すのは……「エッチ!」って高らかに叫んでて福田ァ!!!!てなりました。

夏侯惇
おつかれ。

許褚
許褚ォ?!てなった。まさか出てるとは。
あとやっぱハンマー的な武器持たせたくなるよね、わかるわかる。

ばかばかしくて終始笑った映画でした。
いやほんと、バカすぎて疲れた。

魔女がいっぱいをみた

く、く、く、狂ってる〜〜〜〜!!!!


思ってたよりお子様向け映画だった。
居なくなっても誰も困らない可哀想な子供を、子供が大っ嫌いな魔女が甘いお菓子を餌に動物に変えて踏み潰して回っているのをネズミに変えさせられた主人公がおばあちゃんとネズミ仲間と共に逆に魔女をネズミにして回るっていう話なんだけど、かなりテンションやばめの内容だった。
ていうかあのアン・ハサウェイが口裂け、鼻の穴を大きくし、手指は歪で足は指を切り落とした造形で美しいドレスを身にまとい子供がネズミになった途端ギャハギャハ笑ってんのヤッベ。
ネズミにされた子供もかなりやばくて、ネズミニナール薬を手に入れて「閃いた!魔女をネズミに変えてしまおう!」もなかなかに狂ってんだけど、その後魔女リストと大量の毒薬を手に入れたあとの行動が「子供たちを集めて教育し、魔女ハンターとして魔女をネズミにして回る」っていう。

く、く、狂ってる〜〜〜〜〜〜〜!!!!

ネズミのまま一生を終えることに躊躇いが無さすぎだし底抜けに明るいくせにやってる事エグくて、魔女も怖いが子供も怖い。

作中、4階建てホテルなのに766号室なのは何故?って会話があって、おばあちゃんがホテルのオーナーが数秘術にハマっていたのよって言って7と6は神秘と問題〜みたいなこと言っててこれから波乱が起きそうねなんて語ってみせるんですが、それ以外にやけに出てくる数字が「ネズミニナール」薬番号86なんですよね。
神秘や怪異めちゃくちゃ好きなくせに占い全く信じてないせいでなにか意味があるかもしれないのに全くわかりませんでした。
検索したら8は権威とかビジネスとのこと。
ネズミニナールをばら撒くために魔女がお菓子屋を経営する、そのための資金も666号室の部屋にある、後で取りに来なさい。なーんて大魔女(アン・ハサウェイ)が言ってたからその流れでの86だったのかしら?
って想像が捗る。
まあその大金もネズミとおばあちゃんのものになり、その金で魔女ハンター育成して狩りまくってるんだが……。

ところで主人公のおばあちゃんも子供の頃魔女と遭遇しており、その時友達がニワトリにさせられてたんですけど魔女界にも「流行り廃り」があるのだろうか。



……ていうかこれ、めちゃくちゃヘンゼルとグレーテル感あるな。
甘いお菓子でおデブちゃんにされたヘンゼルを見てグレーテルが魔女を釜に突き飛ばし、魔女の資産を持って親元に帰る。
「悪い魔女は火あぶりさ。これで宝物は」「わたしたちのもの!」
なーんてね。

火刑の魔女/Sound Horizon
https://youtu.be/l4BpZRlSzAM

Fate/Grand Order 神聖円卓領域 前編 Wandering; Agateram をみた

笑ってくれ、ベディヴィエール……。



かなり辛いのわかってて観に行きました💢💢
順番通り行くか……


ベディヴィエール
かわいい
うつくしい
こえがよい
円卓の良心。綺麗な瞳をしてやがる。これから絶望に堕ちる男だ。
アーラシュに名乗る時「ルキウスです」って言ってて、そういや最初真名隠してたわ〜って思い出しました。
スイッチオン・アガートラム、使う度に肉と骨が焼かれるので義手から白煙立ち上ってて宝具開放する度に心臓キュッとなった。
あまり自分を虐めるな、俺の寿命が縮む。


花の魔術師
グランドクソキャスターめっちゃ声いいね!知ってる!
花のお兄さんまともに顔出さずほぼ声だけの出演のくせにオープニングがっつり私の乙女心グワシッと掴んでくるから死にそうになった。もう死んでる。
アヴァロンは相変わらずお花だらけだった。
2部ロンドンで閉ざされた理想郷に行くかもしれん匂わせめっちゃあって楽しみ〜楽園の端から語ってないで徒歩でNP撒きに来て(撒いた)。


藤丸立香
いい顔といい目をしてやがる。
これから絶望を知るぼくたち。
3倍ガウェインに絶望しろ……と思ったんですけど今やるとフレンドの超人オリオンで楽ちんらしいですね。そんなぁ。
端々からその善性を滲み出してるんだけど、聖伐に選ばれる条件が「この先何があろうと穢れない魂の持ち主」とかそんな感じであることを今更思い知らされ、選ばれなかった藤丸立香は(ストーリーの展開のためとか、先の先の明日から来たからとかあるだろうけども)頭のてっぺんから足の先まで「善」の塊ってわけじゃないんだなぁって思った。
まあ清濁全部飲み込んで聖女から稀代の悪人まで抱え込んで共に在る普通の人間なので穢れない魂の持ち主って枠には当てはまらないか……。
プレイしてる側かつPLとPC分けて考える人間からすると「藤丸立香は善の心を持つ人間の代表」みたいに思っちゃってたのではは〜んてなった。
藤丸立香が善でないと言ってる訳では無い。
かと言って突き抜けた秩序善って訳でもない。
中立善あたりかな。じゃなきゃ世界を壊す旅にゃ出ない。


マシュ・キリエライト
後輩!!!!!!可愛いぞ!!!!!!!!
宝具がまだ「ロード・カルデアス」の頃のマシュ。
己の基盤となったサーヴァントが何者なのか知らず、円卓の騎士への敵意と好意の狭間に揺れる彼女の脆さが儚い。
あんな細腕でガラティーンから守っててくれたんやなぁ。


ダ・ヴィンチちゃん
天才!
ダ・ヴィンチちゃんってこんな序盤に退場してたっけ……?てなった。
映画前後編とはいえカットするとこはカットしないといけないからですね。
そもそもランスロットが「もう出てきやがった……」て思ったのでそれはそう。


3倍ガウェイン
ほんとにほんとにほんとにキャメロットのガヴェイン怖すぎ。
震える。何度殺されたか。助けてエウリュアレ……。
今や芋をマッシュしハワイではしゃぐバスターゴリラであるがはじめましてのガヴェインめちゃくちゃ強くて怖かったの思い出しました。
そんな冷たい目で見るな、アイ・オブ・ザ・エウリュアレ撃つぞ。
ラティーンを構えた途端夜の闇が晴れ頭上に太陽の光が降り注ぐ演出、美しいはずなのにとても恐ろしかった……。
あとやっぱり獅子王の攻撃食らって気絶で済んでるのほんとにゴリラ。


ニトクリス
ニトクリスとマシュの湯浴みシーンあるとか聞いてないんですけど……?
これがこの砂漠に現れたオアシスなのか……?
心根の良さしか感じない。良い人間へは良い態度として返すニトちゃん可愛いね。
ファラオにちょっとでも近付こうものならあっさり情を捨てて殴りかかってきそうなところも好き。


オジマンディアス
「よくぞ吠えた!! その酔狂、貫いてみせるがよい!!!!」
子安だったね。
ハロウィンの呪いでピラミッド見るとその下チェイテ城があるしその上には姫路城が見えるバステに掛かってるからめちゃくちゃ面白かった。なんなんだよ、チェイテピラミッド姫路城って。
後編でおじいちゃんに首チョンパされるんだよなぁ……って思いながらみるとじわじわきてエジプト領ほんとにしんどかった。
オジマンディアスカッコイイのにね。


玄奘三蔵
三蔵ちゃん〜は前編はそんなに語るところがない、かな。
強いてあげるならアグラヴェインとの問答後の名乗りと技がイケメンすぎた。カッコイイ。


モードレッド
モーさん、ロンドン以来の再会(記憶なし)だった上今度はガチガチに敵意向けてくるからバトル辛かったなあ(気持ちの問題)って思い出。
宝具連打はマシュ育ててたらそんなに痛くないしね。
映像はとにかくモーさん大振りな攻撃ばかりだからすんごい映える。
モーションにもあるヤクザキックしてくれてこれにはにっこり。ガヴェインやランスロットは絶対にしないであろうトリッキーな動きしててめっちゃ燃えた。


アグラヴェイン
ガチャ実装はよ


ランスロット
お前の真髄は後半だ。
強いて言うなら思ってたよりアロンダイトキラキラしてない。


トリスタン
私は悲しい(ポロロン)
トリスタンが「王は人の心が分からない」ってセリフ言うたんびにさー、FGOにおけるトリスタンの言動的にいやこのゲームにおけるアーサー王よりお前の方が分からないよ……て思う。
ていうかフェイルノートめっちゃいいっすね……ゲームのモーションもかなり良いんですけど、やっぱトリちゃんだけ円卓の騎士の中で別格だわ……。


呪腕のハサン
ゲーム中のハサンお茶目さんやから(閻魔亭とか)真面目なハサン違和感がとてもすごい。
山の翁と百貌と静謐と一緒にわちゃわちゃしてるハサンめっちゃ好き。


静謐のハサン
あ〜〜可愛い〜〜〜。
こんなに可愛いのに溶岩水泳部とか嘘やろ。
全身猛毒の「毒の娘」がマシュの盾の効果で毒無効な藤丸立香との触れ合いで「ひとのあたたかさ」を知るっていうあのシーン、胸がもにょもにょするわ。
アーラシュも毒無効だから仲良くしような(フラグ)


アーラシュ
陽のいと聖なる主よ
あらゆる叡智、尊厳、力をあまえたもう輝きの主よ
我が心を、我が考えを、我が成しうることをご照覧あれ
さあ、月と星を創りしものよ
我が行い、我が最期、我が成しうるスプンタ・アールマティを見よ

この渾身の一射を放ちし後に我が強靭の五体、即座に砕け散るであろう!

星一条 

反省、したよね。
3ターン周回だなんだって、アーラシュにステラ撃たせてた自分を。
あの日、あのとき、ロンゴミニアドを阻むべく、己の命と引き換えにステラを撃って退去したアーラシュを見て反省してたはずだった。

しばらくは本当にステラが撃てなかった。
それでも絆礼装が欲しくて、控えに回して、ようやく絆10にした頃には……あの流星を忘れていたんだ、私は。

本当に泣いた。
渾身のステラを、その美しさを、真っ直ぐロンゴミニアドを貫き、霧散する光を。
俺は……あのアーラシュのことをすっかり忘れて……変則周回第1waveで、アーラシュにステラをガンガン撃たせてました……。
あー待ってほんとに辛い。
辛さ度でいったらこのあとの7章バビロニアとかのが結構きついんだけど……やっぱ献身による退去ってかなりクる。
千里眼持ち、業が深い。


でもよくよく考えたら陳宮でNPばら撒くマーリンとか孔明とかキャストリアとかスカサハ=スカディとか司馬懿とか射出しまくってるこっちのが業が深い。
まあほら、「命の価値に区別なく」だし。
な〜に、「必要な犠牲でした」の一言で全て解決よ。
FGOやってると情緒狂ってくるからやめらんねぇな!後編も楽しみだぜ!!!




なんでオチが陳宮システムなんだよ!

羅小黒戦記をみた

こんな丁寧に作られてるアニメーション久しぶりに観たなぁって思った。
中国アニメ舐めてた。ていうかアニメって日本の独壇場だと思ってたんだけど知らぬ間にえっっっぐいことになってた。すげぇ。
動きがすごく滑らかで背景も良く、なによりキャラクターの細やかな手指の動きや表情の豊かさに驚いた。
キャラクターも可愛いし、初めのフーシーとシャオヘイの「新しい家族」という繋がりがムゲンという妖精を取り締まる人間に壊され、妖精たちの新たな住処となる館へ向かう旅道中でムゲンとシャオヘイの師弟関係が育まれたところで、実はフーシーがシャオヘイに手を差し伸べたのはシャオヘイの持つ特殊な能力のためで……っていう。
シャオヘイが偽りの繋がりに拘らず、自分の住処を奪った人間側にも関わらず、自分で見て聞いて感じ取ったムゲンという師匠を選び取るところもグッときたし、フーシーに命を奪われそうになっているシャオヘイを助けに向かうムゲンの「シャオヘイには私しかいないんだ」ってのがも〜〜〜……。
人間に奪われ、仲間だと思った妖精にも欺かれたシャオヘイよ……。
いや妖精側にも無理くりではなくシャオヘイの意思で妖精たちの理想郷を作らせようと兄貴分が随分フーシーに対して言ってくれてたけども!!!
人に奪われそれでも人に寄り添って生きることを選択した妖精達にとってこれからは辛いだろうなぁ。
館長の「積み上げてきた信頼が壊れるのは一瞬だ」って台詞かなりキチィ。
積み上げてきた自然を人間に一瞬にして壊された妖精が言ってんすよ。重みが……重みがちげぇ……。
みんな心の中に正義というか大義を持っててそれを擦り合わせて生きていくのか受け入れられないと逃げるのか強大な力で押さえつけるのか、人間も妖精も同じじゃぁ……。

原作未履修なので出てくるサブキャラクターについて全く分からないんだけどそれでも楽しめたし、ホンマに何よりアニメーションが良い。
そりゃ比べたら何度も何度も観てるプロメアのが好きだけども全然負けてない。凄い。
あと普通に文化の違いというか笑わせに来てるところがちょっと違うのが新鮮だった。
魚食いまくってる生活から陸に上がって飯屋に行った時、港町ゆえ「海鮮がオススメですよ」という店員に対してノータイムで「結構」とシャオヘイとムゲンが揃って言うところとかクスッときました。可愛い。

えーまだ観てない人絶対観てほしい……。
ほんまにオススメ……。
ざーさん声可愛いし宮野真守の淡々とした台詞回し癖になるし櫻井孝宏櫻井孝宏だった。彼の声に寿命削られてる人間だから何度か死にかけた。
めちゃめちゃ良〜〜〜い映画でした。

罪の声をみた

観終わったあとの感想が「苦しい」なんですけど……。

食品に毒物とか言われるとわたしはパラコート連続毒殺が出るけど罪の声の元ネタはグリコ・森永事件ですよね。
パラコートは「飲む人」も「善き人」ではない(かなり悪い言い方だが「自業自得」)ところが「人間」を感じられて好きです。
好きなんて言ったら人間性疑われるな……。でもこれ「仕掛けた人」も「掛かった人」も「模倣した人」もみんな、あぁ、人間だなぁ!て思えてほんとに好きなんです……。
……まぁ、ちょっと前にTwitterでRT回ってきた「お菓子の個包装無くしてエコに!」ってやつは毒物混入知らないおこちゃまの生温い意見としてスルーしたけど若者が大好きな星野源がキャストにいるからこういう経緯で今包装過剰とも言える状態なのよってのが伝わるといいですね。
……伝わるかなぁ???


さて映画の内容。
グリコ・森永事件における子供の声を録音して指示を与える〜の子供が大人になって自分が片棒かつがされた事件について調べていく……っていう元子供が星野源(曽根)なんですけど彼の苦悶の表情とても良いですね。
あとテーラー役なのでスーツがとてもとてもとてもGood。
テーラーが肩から提げる(?)メジャーはどうしてあんなにも「癖」を擽るのか。
あと小栗旬の「目」な。
取材の先にいる曽根に辿り着いてからの小栗旬がかつての子供たちに向ける目が良い。
社会部からドロップアウトした彼が、記事を埋めるためではなく、今度は被害者に寄り添うためにと戻ったあとも取材終了後の「終わり」を見詰めていた目がとても良かった。
あとついぞ身代金を受け取らなかった犯人グループは何を目的に犯行を起こしたのかのひとつの説としてあがってる株価操作を採用してるのでかなり取っ付き難いんだけど結構丁寧に追ってて良かった(その分長いな……と思うかもしれんが)。

犯人グループに曽根の母が関与してて、声を録音したのは犯人グループではなく母の協力によるものだった……てのがわかった時の母と息子の2人きりのシーンとイギリスに飛んでた首謀者である曽根の叔父と真相を確かめに行った小栗旬のシーンがセリフの繋がりで交互に映されてたんだけど、叔父と小栗旬は「追ってきた犯人をようやく見つけて推理の答え合わせをする」みたいな感覚なのに母と息子のシーンはとにかく苦しい。
「お母さんは息子の声が犯罪に使われることに対して何も思わなかったの?録音をしていた時、僕のことは考えなかった?」って聞くシーンがも〜苦しいこと苦しいこと。
学生運動について未履修(資料とかそういうの)なので当時の熱とか勢いとか全くわからないんですけど、犯人グループが何故今回この事件を起こしたかの動機が学生運動当時の警察やマスコミへの怒りとか憎しみとか心のどこかに引っかかっていた火種が「奮い立ったから」ってのが……。
動機はちょい「薄くね?」と思わないことも無いが(なんせ学生運動とか知らないので)再燃して行動に移した理由が「奮い立つ」はかなりアチィなと思った。
その人にとっての正義だったから奮い立って起こした事件だけど結局不幸になった人が沢山でただけで志したより良い日本には全くなってない上首謀者は日本でてイギリスで暮らしてんだもんなぁ。
この「奮い立った」叔父へのアンサーが「これから先、社会にどんな目に合わされたとしても僕はおじさんのように恨むことはしない」ってのも……。
いやいい事です。
子供や奥さんに刃が向いてもきっと曽根は「奮い立たず」に自分を何とか説得して誤魔化して生きていくんだろうな。
奮い立たずに、誰も恨まずにが「正しい」かもしれないけどそんな熱のない人間はどうなのかな、とも思ったエンドでした。