さすが稲葉山。
龍脈通ってるだけあってガチャ運爆上がりですわ。（その為に来たわけじゃないです）
6:30
https://youtu.be/TC1nd09yFcQ
るっくが作ったレジキャンアニメ架空OPを目覚ましアラームにしているぼくは爽やかな朝を迎えるはずだったのに何故か外は雨が降っていた。
理解出来ない。
いや理解はしていた。
1週間も前からお天気お兄さんとお天気お姉さんが「雨やで」って言っていたからだ。
だが昨日の天気予報ではせいぜい曇り程度だったはずだ。
幸先が悪すぎるため私はうっかり二度寝しかけたが、かずらのクソ野郎がLINEを送ってきたので「行かねば」という気持ちが沸き立ちいそいそと着替え始めるのであった。
8:30
電車が来るため家を出たら普通に雨やんでた。
勝ち確。
もうこれは勝ったも同然。
朝は雨、家を出た時は曇り、俺は油断していた。
帽子どころか日焼け止めも塗らずに家を出た。
数時間後後悔する。
10:00
岐阜着。
駅のコインロッカーにお泊まり荷物をぶち込みモネの池へ向かう。
バスは揺れ、長時間座っていたワシのケツは感覚がどっか行った。
そんな我慢の後のモネの池はとても綺麗で幻想的でした……とでも言うと思ったかー！！！
よくもまあ、あんなものだけで知名度集めたな！！！！！
あんななー！！！！！！！風景だけとかなー！！！！！！！！楽しいのジジイとババアくらいだぞコノヤローーーー！！！！！！
うちには合わなかった……もっと葉っぱが青々としてたらマシだったかもしれん。
拍子抜けというか、ガッカリというか、北海道の時計台とかこんな感じなんかなァて感じの気持ち抱きました。
16:30
行くのに長時間掛かれば帰りも長時間掛かる。
見どころ池だけの山奥のクソ田舎で放り出されたはいいが、1周もすれば満足し、バス停に戻ったら次のバスは2時間後だった。
何を言っているかわからないと思うが俺もわからなかった。
車乗りたいとは思わなかったが、ツーリングに来ていたバイカーたちが「ヤエー」しながらブーンと進んでいくの、あまりにも羨ましすぎた。
天気良かったし……。
やっぱバイク乗りてぇなぁ。
ようやく岐阜駅に戻り荷物を回収の後十八楼にチェックイン。
19時から鵜飼観覧のため17:30から飯を食うことに。
鵜飼観覧船での鮎弁当は頼んでいないので（焼き魚は食べたくない）、外のレストランで飛騨牛懐石を食らった。
一人ぼっちだったのとまだ誰も来てなかったのとで女将さんが付きっきりで対応してきて辛かった。
他人から俺はどう見られているのだろう。
別に傷心旅行って訳でもないし、まじで「ルーレット回したら岐阜県になったから岐阜県に来た」程度のお気楽ぼっち旅なんだよなぁ……。
19:00
鵜飼。
楽しい楽しくないという感情が無かった。
何故ならぼくはさっき食った飛騨牛懐石が本日最初に口にしたものだったからだ。
あのクソ暑い中、山奥にほっぽり出されたぼくは水分も取らず食べ物も取らず何故か動き回っていた。
完璧に東海道徒歩している時と同じ気分だった。
東海道はまだゴールデンウィーク前でまだマシだったが6月も末になると直射日光は驚異である。
当たり前のように熱中症になり、ガンガンと頭が痛む中素知らぬ顔で船に乗り込んだが、迎えに座る外人とその連れが机の下で足を伸ばしぼくの荷物を蹴飛ばしたため、こちら側に寄せようと相手を見たら、彼らはビクリとした後「す、すみません、すみません……」と何故か怯えながら謝罪をしてきた。
怒ってないですよ、気にしてないですよ。
ただ熱中症で顔が死んでるだけなんです。
……でも長良川は涼しい風が吹いていてちょっと気分良かったです。
鵜は鳴き声が可愛かったです。
取った魚を鵜匠にゲーさせられてるときがSo Cute
22:00
20:00すぎに鵜飼が終わり、涼しい部屋に戻ると1組だけ用意されたｵﾌﾄｩﾝが待っていた。
私は旅行は家族や彼ピッピ（死）としか行ったことがないのでお部屋にひとつだけ敷かれた布団を見てなんだか泣きたくなった。
なんて寂しい奴なんだ。
でも少し横になるかと寝転がった瞬間そんな気持ちはどこかへ行った。
お布団は偉大である。
悲しい気持ちすら包み込んでしまうのだ。
お布団の誘惑を断ち切り大浴場へ向かう。
うちのアパートはお風呂が小さいのでおっきいお風呂楽しかった。
風呂上がってちょっとダラダラし終わってからこれ書いてるけど、なんかまたかずらからLINEが来たのでとりあえず今日はこの辺で終わろう。
明日は金華山をロープウェーで登り、岐阜城から愚民どもを見下ろしたい。
