残穢をみた

残穢未読で映画観たんですけど、去年のホラー小説読もうの日(参加者自分だけ)に三津田信三先生の「どこの家にも怖いものはいる」

www.amazon.co.jp

を読んでいたので、もう最高でしたね。

「辿っていくと根は同じ」で「どこの家にも~」も時代も場所も別々なのに探っていくと同じ怪ってのが恐怖や怪異の感染を感じられて良い。

恨みの強い呪いがその場にとどまっている必要はないのよね。そして理不尽に他人を襲っていくのも。

ただ残穢に関しては「どこの家にも~」以外に「SCP-2316 校外学習」

scp-jp.wikidot.com

も思い出しましたね。

炭鉱で焼け死んだ人たちが湖の水死体が如く、呼び寄せているあたりが。

あなたは水中の死体に見覚えありませんよね?

 

辿って辿って辿って行っても元が見つからないとか解決しないとか後味悪い感じいいですね。

だからシライサン好きだしどこの家にもこわいものはいる好きなんだと思います。

とはいえ紗央里ちゃんの家みたいな人間の不気味さと狂気さが爆発している話もかなり好きなので多分怖い話なんでも大好きな雑食なんだな。

これだからホラー鑑賞会やめられねぇ。

見終わった後は「どこの家にも怖いものはいる」を読み直そうと思ったのだが、この後「ほの暗い水の底から」を観ることになったので明日当たりまだ読みたい気持ちが残ってたら読もう。