もっと超越した所へ。をみた

私に対して過去の自分を重ねて、私を助けることで過去の自分を助けてるならそれは愛じゃないじゃんって思ってすみませんでしたあああああああああああああ!!!!!!!

私だって先生のこと、私が欲しくて欲しくて仕方なかったパパの代わりにしてたのに自分のこと棚に上げててごめんなさあああああああああああああい!!!!!!!!


前半は普通に見れてたのに中盤に入る「過去この男たちはこんなクズ行為をしました」「そして現在の彼女たちにもこんなクズ行為をします」って展開で最低だ!信じられない!このクズ!出ていけ!!ってなってたのに、終盤彼女側の人達がパチッと世界が切り替わるように「でも私だって」と自分のクズ行為を反省して、このままじゃ今まで付き合ってきた彼氏たちと同じような別れ方だし、なんにも変わらない。時間よ戻れ、もっと超越した所へ!と映画から舞台演劇のように切り替わるの凄かった。

クズ男のことあれこれ言ったけど、
私だって、今カレに黙って元カレにお金振り込んでたし
私だって、あ、これ相手私の事好きだな……と確信するまで子持ちなの黙ってたし
私だって、オカマのゲイが女の私の事好きになるわけないの分かってたのに好きになっちゃったし
私だって、顔が可愛いからこっちから声掛けて家にあげちゃったし

と自分が相手にしてきた不誠実な隠し事や秘密、下心をぶちまけるシーンであ、これダメだとボタボタ涙出てきた。
いやこの映画に便乗してぶちまけたら先生がクズみたいだけど……先生はそもそも自分の不誠実さのことはちゃんと打ち明けてくれてたし……いやもう私が先生のことクズだと思いたくないだけか。
私が欲しかったのは約束守ってくれずに迎えに来てくれなかったパパだったけど、先生のことはパパになってくれなくても好きだった。私も超越したかったけど現実は時が戻らないので、劇中みたいに自分の発言を止めることも出来なければ去っていく相手を引き止めることも出来ないんだなあ!!!!くそがまた目から汁出てきたぞぉ!!!!!


めっちゃ響いた映画だったけど他の人はどう感じるんだろう。
特に最後、映画から舞台に切り替わるところ。
私は自分のクズ行為でそれどころじゃなくて超展開に心が追いついてなかったけど、冷静に見てたらなんで急にそうなる?となるかも。

いやほんと……あー。
先生見てないと思うし私から先生には世界が滅亡する位の危機が起きないと連絡なんて取れないけど、勝手にパパじゃないからって離れてすみませんでした。
今はそんなにパパが約束破って迎えに来てくれなかったこと恨んでないし、パパっていう存在が欲しいとも強く思ってないです。
そんだけ年取って1人で生きることに慣れました。
先生が私を通して昔の自分を救うことが出来てたならいいんですけど。

どっかでとち狂ってまた誰かさんを好きになって「こんなんありえへん、最低野郎め」って思った時は、でもまぁ買い物の時お米持ってくれるくらいの優しさはあるしな、と思える人間に私もなりてぇな。